投資分析ツール
Super Sentiment Chart
オプション市場で観測された取引データを時系列で表示したチャートです。
特定の売買を推奨するものではありません。
使い方と用語説明: まずはレベル1から始めよう。
上級者の方でもレベル1から入っていくことをお勧めします
レベル1 投資初級者向け ― まず、AIに読ませてみる
これから、あなたにはプロ向けの特殊なチャートを、AIに読ませて、意味を解説させるという体験をしてもらいます。
やることは、チャートの画像をAIに渡して、質問を送るだけ。オプションの知識も、AIを使った経験も要りません。順番にやれば、必ずできます。
このチャートは、株価だけを見ていては分からない「市場の空気(センチメント)」が読み取れる、少し特別なものです。まずは深く考えず、AIに読ませて、返ってくる答えを眺めてみましょう。
このサイトで、何をしようとしているの?
Jupiter Researchは、「この株は上がる」「今が買い時」といった答えを配るサイトではありません。目指しているのは、相場を自分で読み解ける力を身につけていただくことです。
相場には、いつでも通用する公式はありません。そのときどきで、注目すべきポイントが変わります。
このチャートは、その判断材料のうち、ふだんは見えにくい「市場参加者の本音」を映したものです。AIは、それを言葉に直してくれる通訳の役目です。読み方が身につけば、誰かの予想に頼らなくても、自分の目で相場を見られるようになります。
用意するもの
- スマホかパソコン(どちらでもOK)
- AIツール(ChatGPT、Gemini、Claudeなど。無料で使えます。アプリでも、ブラウザでもOK)
AIを使ったことがなければ、上のどれかを開いて、画面を用意しておいてください。アカウントを作れば、すぐ使えます。
はじめてのうちは、新しいチャット(まっさらな状態)で試すのがおすすめです。他の会話が混ざっていないほうが、返ってくる答えが分かりやすくなります。
やってみよう(AAPLを例に)
ここでは、上にある AAPL(アップル) のチャートを例に、手順を説明します。他の銘柄でも、やり方はまったく同じです。
チャートの画像を手に入れる
上のAAPLのチャートを開くと、その下に3つのボタンがあります。
・パソコンなら「画像をコピー」を押します(画像がコピーされます)。
・スマホなら「画像を保存」を押します(写真・カメラロールに保存されます)。
質問文をコピーする
同じ3つのボタンのうち「質問文をコピー」を押します。AIに送る質問が、そのままコピーされます(毎回入力する手間を省くために用意しています)。
AIに渡して、送る
使いたいAI(ChatGPT、Gemini、Claudeなど)を開いて、新しいチャットを始めます。そして次の順で渡します。
- ① 画像を渡す:パソコンは入力欄に貼り付け(Ctrl+V / Macは⌘+V)。スマホは入力欄の「+」や画像マークから、保存したAAPLの画像を選びます。
- ② 質問文を貼る:同じ入力欄に、コピーした質問文を貼り付けます。
- ③ 送信する:送信ボタンを押します。
数十秒で、AIがAAPLのチャートを読み解いて答えを返してくれます。分からない言葉があっても、今は気にしなくて大丈夫。まずは返ってきた答えを、読んでみてください。
質問文は「便利な道具」です
用意した質問文は、使うと便利ですが、使わなければいけないものではありません。
自分の言葉で好きに質問してもかまいませんし、他に気になる情報やチャートがあれば、それらと一緒にAIに読ませてもかまいません。このチャートも質問も、あなたの道具です。どう使うかは、あなた次第です。
慣れてきたら、質問を変えて何度でも試してみてください。同じチャートでも、聞き方を変えると、返ってくる答えが変わります。
さいごに ― さっきのは何を見ていたの?
「なるほど」と思えたり、少しでも面白いと感じたら、それで十分です。さっきAIが何を読んでいたのか、もう少し知りたい方は、下の項目を開いてみてください。
「市場のセンチメント」って何?
センチメントとは、市場全体の「気分」のことです。株価は結果で、センチメントはその裏にある気持ちです。
同じ株価でも、みんなが安心して持っているのか、下がることに身構えながら持っているのかで、意味はまったく違います。たとえば、株価は上がっているのに、裏では下落への備えがじわじわ増えている、ということがあります。表面は好調でも、実は警戒が広がっているかもしれない、というサインです。
株価のグラフだけでは見えないこの「ずれ」を見つけられるのが、このチャートの面白さです。
なぜオプション市場に「本音」が出るの?
オプションとは、ざっくり言えば「株価が大きく動いたときへの備え」を売り買いする取引です。下落が心配な人は、下落に備える保険のようなものを買います。上昇を期待する人は、上昇したときに得をする権利を買います。
ここで大事なのは、どれもお金を払っていることです。口で言うこととは違い、お金を払う行動には本音が出やすくなります。下落への備えを買う人が増えれば、その値段は上がります。その動きを追えば、市場がいま何を心配し、何を期待しているかが見えてきます。
チャートには何が描かれているの?
- Call / Put / Overall vol centroid(出来高加重の重心)
その日オプションの売買が集まった株価水準(ストライク)を、出来高で重みづけして平均した「中心」です。オレンジ=コール、紫=プット、ティール=全体の重心。株価線(濃紺)と見比べると、市場がどの株価水準に注目して取引したかが読み取れます。 - RR skew(25デルタ リスクリバーサル)
コールとプットのインプライド・ボラティリティ(IV)の差(%)です。赤い線。プラスならコール側、マイナスならプット側のIVが高いことを示します。株価の動きと見比べると、価格の変化とオプション価格の傾きの関係が読み取れます。 - Volume/Put/Call ratio
棒はオプションの出来高(枚数)で、オレンジ=コール、紫=プット。グレーの線は、プットの出来高をコールの出来高で割った比率です(点線=1.0)。株価の動きと見比べると、どの局面で取引が増え、コールとプットのどちらに偏ったかが読み取れます。 - ATM IV/HV20
ATM IV(ピンク)は、オプション価格から逆算した、市場が見込む値動きの大きさです。HV20(グレー)は、直近20営業日の株価から計算した、実際の値動きの大きさです。薄い緑の塗りは、IVがHVを上回っている期間を示します。2本を見比べると、市場の見込みと実際の値動きの差が読み取れます。
今は名前を覚えなくて大丈夫です。AIの答えに出てきたときに、ここを見返してみてください。
このサイトは、売買を推奨しません
このサイトは、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。チャートは、オプション市場のデータを見やすく表示したものです。
AIの答えも、あくまで一つの解釈です。正解ではありませんし、AIは読み間違えることもあります。どう受け止め、どう使うかを決めるのは、いつでもあなた自身です。
このチャートについて
このチャートは、無料で公開している試作版です。市場全体の傾向をつかむには十分ですが、データは日足をもとにした大まかなもので、細かな数値には誤差が含まれます。
チャートは、ニューヨーク市場の取引終了から、日本時間でおおむね1日半後をめどに更新しています。更新の時刻は日によって前後します。チャート右上の「Data as of」の日付が、そのチャートに含まれる最後の取引日です。
詳しい注意点は、レベル2の「データについての注意(詳細)」をご覧ください。
次のステップへ
AIの答えが読めるようになったら、次は一歩進みます。
レベル2(中級者向け)では、AIに読ませるだけでなく、自分の相場観をAIにぶつけて、客観的に確かめる使い方に進みます。
レベル2 中級者向け ― 自分の相場観をAIで確かめる
レベル1では、AIにチャートを読ませて、市場のセンチメントを「読む」ところから始めました。レベル2は、そこから一歩進みます。AIに読ませるだけでなく、自分の相場観をぶつけて、データで確かめる。これがこのレベルのテーマです。
ここからは、オプションの基本(IV、スキュー、Put/Callなど)はご存じである前提で進めます。操作の手順はレベル1と同じ。チャート画像をAIに渡し、質問を送るだけです。違うのは、問いの深さです。
「両面」を出させる ― 中級ボタンの質問
中級ボタンの質問は、ひとつの結論をAIに出させるのではなく、強気・弱気の両面から、複数の解釈を挙げさせるように作ってあります。
なぜ両面か。相場を見ていると、人はどうしても「自分が見たい方向」の材料ばかり集めてしまいます。強気だと思えば強気の根拠ばかり目に入る。この偏り(確証バイアス)を外すために、あえてAIに反対側の解釈も出させる。自分の見立てと、AIが挙げた反対側の材料を突き合わせることで、見落としに気づけます。
AIが出す解釈は「答え」ではありません。自分で判断するための、材料の一覧です。一致する材料は確信の補強に、食い違う材料は「なぜ自分はそう見たのか」を問い直すきっかけに。使い方はあなた次第です。
ダイバージェンス ― 食い違いを読む
中級ボタンの質問には、指標間で整合している点・食い違っている点(ダイバージェンス)を指摘させる指示も入れてあります。ここがレベル2の勘所です。
価格と各指標が同じ方向を向いているとき、相場は素直で、読み筋も割れにくい。難しいのは、食い違うときです。たとえば、価格は新高値を更新しているのに、RRスキューは逆に反転している――表向きの強さと、オプション市場の内部で進む警戒が、食い違っている。こうした「表と裏のズレ」は、株価チャートだけを見ていては気づけません。そして、転換の芽や”だまし”の芽は、まずここに現れることが多い。
ダイバージェンスは、それ自体が答えではありません。「ここを深く見ろ」という合図です。食い違いを見つけたら、両面の解釈を出し、どちらに重みがあるかを自分で吟味する。この繰り返しが、読みの精度を上げていきます。
自分の見立てを、ぶつけてみる
レベル2では、AIに「自分の見方」をぶつける聞き方もできます。たとえば、こういう問い方です。
- 「私はこの銘柄を〔強気/弱気〕に見ています。この見方を支持するデータと、逆に反証となるデータの両方を、このチャートから挙げてください。」
- 「私はこの銘柄を保有しています。このデータのうち、私が特に注目して見ておくとよい点はどこか、その理由とあわせて教えてください。」
自分の立場を明かして問うことで、答えが「自分ごと」になります。ただし、ここでもAIに求めるのは「どうすべきか」という指示ではなく、「何に注目すべきか」という材料です。ポジションをどうするかを決めるのは、いつでもあなた自身です。
他の情報と組み合わせる ― より深く読む
慣れてきたら、このチャートだけでなく、あなたが普段見ている他の情報と組み合わせて読ませることもできます。普段お使いの価格チャート(移動平均や一目均衡表など)、決算やニュースの受け止め、あなた自身が気にしている材料――それらと、このオプションデータを、AIの中で突き合わせる。
視点が増えるほど、読み解きは立体的になります。何を組み合わせ、どう問うかは、あなたの自由です。このチャートは、あなたの分析の”もう一つの目”として使ってください。
チャートの用語(詳細)
レベル1の説明より一歩踏み込んで、各指標の計算の範囲と中身を記載します。
- Price(EOD)/Call / Put / Overall vol centroid(出来高加重の重心)
残り7日以上ある最も近い月限(第3金曜満期)のオプションについて、その日売買が集まった株価水準(ストライク)を、出来高で重みづけして平均した「中心」です。オレンジ=コール、紫=プット、ティール=全体の重心。株価線(濃紺、終値)と見比べると、市場がどの株価水準に注目して取引したかが読み取れます。 - RR skew(25デルタ リスクリバーサル)
同じ月限の、25デルタのコールのインプライド・ボラティリティ(IV)から、25デルタのプットのIVを引いた差(%)です。赤い線、塗りは0との差。プラスならコール側、マイナスならプット側のIVが高いことを示します。株価の動きと見比べると、価格の変化とオプション価格の傾きの関係が読み取れます。 - Volume/Put/Call ratio
棒は、同じ月限のオプションの出来高(枚数)です。オレンジ=コール、紫=プット(積み上げ)。グレーの線は、全満期のプットの出来高をコールの出来高で割った比率です(右目盛り、点線=1.0)。株価の動きと見比べると、どの局面で取引が増え、コールとプットのどちらに偏ったかが読み取れます。 - ATM IV/HV20
ATM IV(ピンク)は、同じ月限で株価に最も近いストライクのオプション価格から逆算した、市場が見込む値動きの大きさ(年率%)です。HV20(グレー)は、直近20営業日の株価の変化から計算した、実際の値動きの大きさ(年率%)です。薄い緑の塗りは、IVがHVを上回っている期間を示します。2本を見比べると、市場の見込みと実際の値動きの差が読み取れます。
データについての注意(詳細)
このチャートは、市場の傾向をつかむための試作版です。現在のデータと計算方法には、以下の制約があります。今後、より精度の高いデータへの切り替えと、計算方法の見直しを予定しています。
- 日足ベースのデータで、更新に時間差があります:株価は終値、オプション価格は各契約のその日の最後の約定価格を使っています。データ配信の都合上、日本時間では、たとえば月曜の取引分がおおむね水曜以降にチャートに反映されます。このため、チャートは最新の取引日より1営業日以上前の状態になります。どの日までのデータかは、チャート右上の「Data as of」の日付でご確認ください。ニュースや最新の株価と組み合わせて考えるときは、この時間差を念頭に置いてください。
- 約定価格による誤差:取引の少ない契約では、最後の約定の時刻が株価の終値とずれていることがあり、IVに誤差が生じます。一日だけ前後から大きく離れた値が出ることがあります。
- 使用する満期:IV、RRスキュー、重心、出来高の棒は、残り7日以上ある最も近い月限(第3金曜満期)で計算しています。月限はその日に取引のあった満期から判定しているため、取引の少ない銘柄では、近い週次満期が代わりに使われる場合があります。
- 月限の切り替え:残りが7日を切ると翌月の月限に切り替わるため、切り替え日の前後で値が段差のように変わることがあります。この段差は市場の変化ではなく、計算上のものです。
- P/C ratioの範囲:P/C ratioは全満期の出来高で計算しています。同じパネルの出来高の棒(選択した月限のみ)とは集計の範囲が異なります。
- ATM IV:株価に最も近いストライクのIVを使っています。日によってコールとプットのどちらの値かが入れ替わるため、細かなぶれが含まれます。
- 25デルタの値:実際に取引された契約のデルタから補間しています。25デルタ付近の取引がない日は、値を表示していません。
- HV20:直近20営業日の日次リターンの標準偏差を年率換算した値です。大きな値動きがあった日から20営業日後に、その日が計算の対象から外れるため、値が段差のように下がることがあります。
- 計算の前提:IVとデルタは、ブラック・ショールズ式により、金利4%、配当利回り0%として計算しています。配当のある銘柄では、わずかな誤差が生じます。
- データの欠損:取引がない、または計算ができない日は空欄になり、線が途切れます。
このサイトは、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。
レベル2の鉄則
チャートもAIも、「答え」ではなく「材料」を与えるものです。両面の解釈を出し、食い違いに注目し、自分の見立てと突き合わせ、最後は自分の頭を通す。AIは優秀な壁打ち相手ですが、間違えることもあります。ポジションを持ち、その結果を引き受けるのは、あなた自身です。
次のステップへ(準備中)
さらにその先、レベル3(上級者向け)では、過去のある時点に戻り、自分の読み方が実際どうだったかを検証する使い方に進みます。「あのとき、自分のプロンプトはどこまで当たったのか」を、待たずに答え合わせできる仕組みを準備中です。
レベル3 専用ツール・準備中 上級者向け ― 専用ツールで、自分の読みを検証する
レベル3では、このページのチャートとは別の、検証専用のツールを使います。過去のある時点のデータで、自分の読み方がその後どうだったかを確かめられる仕組みを、現在準備しています。
Super Sentiment Chart(個別株オプションデータをベースにトレンド分析)
※現在、より精度の高いデータを反映させるため進化中です。コメント・フィードバック歓迎です。
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